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亀田興毅 対 ファン・ランダエタ戦について
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2006.8.2 横浜アリーナでWBA世界ライトフライ級王座決定戦が行われた。
亀田興毅(1986年11月17日生まれ⇒年数6、月数:11、日数8
波動指数:15ポイント⇒ ダブル転換点) VS ファン・ランダエタ(1978年10月7日生まれ⇒年数7、月数:10、日数:7 波動指数:23ポイント)
の対戦がTBSで放映された。 しかし、多くの視聴者は放映の時間配分の悪さとホームタウンデシジョン(地元判定)に疑問を持ったはずである。
フライ級からライトフライ級に体重を落とした亀田にとって減量は苦痛だった。亀田は、心の弱さを隠すために強がりを言ったり品格のないパフォーマンスをするが、当日の波動指数はダブル転換点であり悪いコンディションだった。亀田自身も試合後「足が地についていなかった。」と語っているようにバランスが非常に悪かったのである。 当然、パンチ力もパンチのキレも落ちていた。変則スタイルの亀田は、べた足で顔面をカバーするスタイルでありフットワークとジャブは無い。ジャブを打つランダエタの方が手数が多くなる。 亀田の戦法は1発のパンチに頼るため打たれないテクニックを持っているランダエタにとって楽な相手だったと思える。
亀田のパンチはランダエタをとらえることが出来ず、逆に一瞬のスキをつかれランダエタの右フックに亀田は初めてダウンを奪われた。 私は「これで勝負は決定した」と思った。
しかし、亀田を金儲けの手段とする利害関係者達は、「亀田が負けては元も子もなくなってしまう」ためホームタウンデシジョン(地元判定)を活用したのである。 つまり試合前から亀田が勝つように仕組まれていたということである。(KO負けでは結果を覆すことができないが僅差の判定ならば、覆すことが可能である。この場合は大差でも判定を覆したので問題になったのである。)
11回の亀田は惨めな姿をさらけ出した。亀田自身、初めて相手の攻撃を逃げるためふらふらになりながらクリンチをした。 それも3回もクリンチをして逃げたのである。亀田流を貫き通すならば、絶対にクリンチをしてはいけない。 ピストン堀口のように前に進み、パンチを打ち続けるべきである。 亀田はスタミナが無くなり相手の攻撃をかわさなければKOされると思った為、クリンチで逃げたのである。 フットワークを練習していればいくらでもクリンチせず、相手の攻撃をかわすことが可能である。 しかし、亀田流のスタイルにはフットワークとジャブが無いため、本当に強い相手と対戦した時にはKOされると感じたのである。
私は公正に見て、大差でランダエタの判定勝ちであると確信しているが、ホームタウンデシジョン(地元判定)によって亀田の判定勝ちとなり後味が悪かった。
私はベネズエラのランダエタ選手に「申し訳ない」と謝罪したい。 ところがランダエタ選手は紳士であった。彼は「亀田はこれからいろいろと学ばなければいけない。 単なる子供だった。3ポイントは勝っていたと思う。判定を聞いたとき、とても悲しかった。判定内容に不満があるが、WBAに抗議はしない。判定がおかしかったのは会場にいた皆さんが一番よく知っている」と語った。 立派である。
奇しくも、NHKの「その時、歴史が動いた」で日本人初の世界チャンピオンになった白井義男選手のボクシングが解説されていた。
白井のボクシングスタイルは「相手に打たせず、相手を打つボクシング」であった。 まさに亀田流ボクシングとは正反対のスタイルであった。 ボクシングのテクニックは「相手に打たせず、一瞬のスキをついて相手を打つ」ことである。 これはフットワークとジャブにより相手のパンチを受けず一瞬のスキをついて、タイミングの良いパンチを打つことにある。 亀田流のべた足で一発狙いのボクシングとは次元が違うのである。 ランダエタ選手のボクシングスタイルも白井選手と同じ流儀であった。 世界チャンピオンレベルには、ランダエタ選手以上に強い選手が沢山いるということである。
現在の亀田流を通していっても、テクニックのレベルが違う次元の高い選手と戦えば相手にならないことが明確になったのであるから、フットワークとジャブは練習すべきであると考える。 さらに、注文したいことは「リング外では紳士たるべし」である。もっと勉強して人格を磨くべきである。 あまりにも品格のない行動は慎むべきである。 自分よりも強い人は沢山いるということを意識して、それに近づけるよう努力することである。 謙虚に対応できるようになれば一流と見做されるはずである。
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