2005.8.8 郵政民営化法案は否決され衆議院は解散へ!

2005.7.5において小泉純一郎首相(1942年1月8日生まれ⇒年数:7、月数:1、日数:8)のライフワークである郵政民営化法案は衆院本会議でわずか5票差で可決された。(賛成233票、反対228票)

しかし自民党内での反対37人、欠席・棄権14人と大量の造反者を出した為、小泉首相は参院で否決されれば衆院を解散すると予告した。

(この日の小泉首相はトリプル転換点であり、過去世からのカルマ(非情・独善)が発現する時でもあり心のバランスは完全に崩れていた。)

2005.8.8において小泉首相の威しにもかかわらず郵政民営化法案は参院本会議で賛成108票、反対125票の大差で否決された。

(この日の小泉首相はダブル転換点であり、心のバランスは悪く非情さと独善が顕現されてきたのである。)

小泉首相は衆院本会議で反対票を投じた37人を公認せず全選挙区に対立候補を擁立すると明言した。

又、解散を認定する臨時閣議では麻生太郎総務相(1940年9月20日生まれ⇒年数:5、月数:9、日数:2)ら複数の閣僚から反対論が出たが、それを首相は封じ込めてしまった。

しかし最後まで解散に反対した島村宜伸農相を罷免して自らが農相を兼務し、衆院解散を決定した。

解散に同意しない閣僚が出たのは史上初めてで、閣僚の罷免は戦後4人目となる。

8日夜7時から衆院本会議で河野洋平衆院議長(1937年1月15日生まれ⇒年数:2、月数:1、日数:6)が解散詔書を読み上げ政府は直後の臨時閣議で第44回衆院選の日程を8月30日公示、9月11日投票と正式に決めた。

参院での法案否決を理由とする衆院解散は前例がない。

小泉首相は民営化賛成の自民党員と公明党で過半数を確保できなければ退陣すると言明した。

つまり首相は勝敗ラインを自公両党で241議席に設定したのである。

<コメント>

  1. 変人首相の心の領域における「非情さ」と「独善」

    小泉首相は変人と言われるだけあって、心の領域において「感情」が歪んでいるため「智性」が「感情」を通らずに「意志」に直結してしまい、手段を選ばない非情な行動となっている。

    又、「理性」だけが単独で「意志」に直結されると独善に流れる。(「フォトンベルトを乗り越える八正道の心」参照)

    小泉首相はトリプル転換点の7月5日において過去世のカルマである「非情さ」と「独善」が顕現してしまったと考えられる。

    参院で否決されたから衆院を解散するという論理は独善以外にない。

    又、法案に反対した議員を絶対に許さない非情さは、「自分さえ良ければ良い」という地獄界の意識に通ずるものである。

    自分の美学を他人に押し付け、他人を犠牲にしてまで貫徹しようとする意識は4次元下段階の意識である。

    地獄の霊に同通する意識であり、自我我欲そのものである。

    菩薩行とは他人を許し、お互いに協力し合い助け合っていくことであり日本の首相に要求される行為である。

  2. 今回の解散は小泉首相の「カルマ解散」である。

    小泉首相がそもそも首相になれたのは田中真紀子元外相のおかげである。

    しかし、自分にとって都合が悪いと判断すると彼女を更迭してしまった。

    その日も小泉首相はトリプル転換点であった。

    「非情さ」がカルマとして発現したのである。

    又、大物中の大物である中曽根康弘元首相の引退を勧告し、政治家としての進路を断ってしまったことも非情な行為であった。

    中曽根元首相も小泉首相の非礼を政治的テロと言っていた。

    そして今回の「カルマ解散」は非情さの総決算であった。

    参院で否決された理由で衆院を解散するという行為は常識では考えられない。

    自分の美学を貫徹させ、否決した議員を絶対に許さないという意識だけが強烈に発現されており、円満に解決を図るという意識は皆無である。

    それゆえ仁義なき戦いにならざるをえないのである。

  3. 日本の政治は和の政治である。

    7大天使のパヌエルが聖徳太子として肉体を持ち、政治家のあり方を「和をもって貴しとなす」と表現した。

    この和の政治が日本の伝統なのである。

    ところが心の歪んだ1人の変人首相の登場によって日本は間違った方向に進んでしまう可能性が出てきた。

    常識の塊である森喜朗前首相
    (1937年7月14日生まれ⇒年数:2、月数:7、日数:5)の忠告にも耳を貸さない人物に日本の進路を任せることはできない。

    日本の政治は和を尊重する政治であったはずである。

    1人の独裁者に日本を任せることは危険である。

  4. 郵政民営化法案以外にも問題が沢山ある

    小泉首相は多くの忠告した者に全く耳を傾けず独自の美学で行動している我欲の塊である。

    反省をしないため心の状態は感情が歪曲され、いびつな形になっていると推察する。

    郵政民営化法案も大切であるが、日本にとって最重要な年金問題や外交問題、税金問題が山積みしているはずである。

    独自の美学だけ貫徹すれば良いという考えは地獄の意識であり、常識人の考えではない。

    常識人であれば他人に注意されれば反省し、善意の第三者の目で正しく物事を判断し行動するはずである。

    他人を全く無視した行動はすべきでない。

    評論家の森田実氏も「器の小さな人物を首相にしたことが日本の間違いであった。」と語っていたが同感である。

  5. 政治家の使命

    政治家は国民のために奉仕することが使命であり、そのために自分の心を丸く豊かにする必要がある。

    日々の反省が大切なのである。

    歴代の首相は菩薩行を実践しようとしてきた。

    ところが小泉首相は歴代の首相が守ってきた「円満な解決」を放棄し、我流の美学を通している。

    波動の法則の作用・反作用の法則という因果の法則があるが、小泉首相にも反作用として返ってくるということを指摘したい。

    他人を絶対に許さないという行為は自分に全部返ってくるということを知らなければならない。

    それゆえ円満に解決することが必要だったのである。

    自分の仲間を非情にも切り捨ててしまう行為は3次元という時間の制限があるが、その反作用としてすべて自分が受けなければならないからである。

  6. 忠告を素直に聞くことが重要

    小泉首相の手法が傲慢であったために他の議員に反発されたという事実を知らなければならない。

    そして反省を促す忠告が与えられているにもかかわらず、自分で全て拒否してしまったのである。

    権力を握っている者が、このような態度であれば独裁者である。

    そして反対する者の息の根を止めようとするのは恐怖政治であり無慈悲な行為である。

    政治家としての菩薩行は自分を犠牲にしてまで国民のために奉仕することであり、たとえ同僚に裏切られたとしても許すという愛の行為が必要なのである。

    許すという行為は7次元の意識であり器を大きくする。

    自分に対する忠告は素直に受け取るべきである。

    そして反省することである。

    善意なる第三者の立場で自分の考えと行為を見つめることである。

    小泉チルドレンと言われた大仁田厚参院議員は法案の採決を棄権し小泉首相に「意見書」を出し解散阻止を訴えたが通らなかった。

    「棄権しなきゃいけなかった自分が嫌だし、こういう決断を迫った総理も嫌だ」と語った。

    小泉首相はこのような意見に耳を傾けるべきだったと思われる。

  7. 仁義なき造反者つぶしで良いのか?

    小泉首相の美学の貫徹のために「カルマ解散」となったが、日本の損失は国会の空白を造り計り知れない損失であり、恥ずかしい汚点を残してしまった。

    小泉首相は造反議員の急先鋒である小林興起氏の東京10区に小池百合子環境相を刺客として差し向けた。

    亀井静香元政調会長の選挙区にも竹中平蔵参院議員を差し向けようとしたが竹中氏に断られたようである。

    これ程造反者が憎いのかと思わざるを得ない。

    もし小泉首相の選挙区に田中真紀子氏や石原慎太郎氏を差し向けられたらどんな気持ちになるかということである。

    やはり良い気持ちはしないはずである。

    それゆえ政治にも愛が必要であり、許し、協力し合って、日本のために奉仕するという善の意識で行動していただきたいのである。

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