2004.4.25 PRIDEヘビー級GP開幕戦について

2004年4月25日に格闘技世界最強を決定するPRIDEヘビー級GPがさいたまスーパーアリーナで開幕した。

当日はTV放送されなかったが4月27日にTV放映された為、試合内容を検討することができた。

私が注目した試合は(1)小川直也対ステファン・レコ戦、(2)ミルコ・クロコップ対ケビン・ランデルマン戦、(3)エミリヤー・エンコ・ヒョードル対マーク・コールマン戦、(4)アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ対横井宏考戦である。

格闘技にとって必要な要素は1.スピード、2.パワー、3.テクニック、4.格闘技センスである。

4つの要素を参考にしながら私が注目した4つの試合について分析してみたい。

(1)小川直也対ステファン・レコ戦

(試合経過)

小川直也(1968年3月31日生まれ⇒年数:6、月数:3、日数:4)が左ストレートでステファン・レコ(29歳)をダウンさせ、マウントポジションをうばい逃げるレコを最後は肩固めで仕留めてしまい、94秒で完勝した。

小川直也にとって、もの足りない相手であったことは誰が見ても明らかであった。

(コメント)

小川直也は19歳の時に世界柔道の頂点に立った天才である。

すでに4つの要素を備えていた。

彼の波動指数は15ポイントであった。

ステファン・レコ(29歳)K-1ファイターであり、ピーター・アーツやアレクセイ・イグナショフに勝った強豪である。

生年月日を調べなかった為波動指数は不明であるが、29歳のため弱い波動である。

それゆえ小川直也の波動指数を大幅に上回ることは無いといえる。

ステファン・レコは腕ひしぎ逆十字固め対策が出来ていたと見えて、小川直也が腕を取りにいった時、それを防いだ。

そのため小川直也は肩固めでレコをギブアップさせたのである。

どのような状況でも対応できるセンスが格闘技にとって重要である。

小川直也は格闘技センスが磨かれていると思えた。

(2)ミルコ・クロコップ対ケビン・ランデルマン戦

(試合経過)

ミルコ・クロコップ(1974年9月13日生まれ⇒年数:3、月数:9、日数:4)はクロアチアの国会議員となりハングリー精神が欠如してしまった。

それゆえ闘争本能が感じられず、自ら積極的に攻撃せず守りに入ってしまう。

それに対して、ケビン・ランデルマンはドンキーコングのように闘争本能むき出しに攻撃してきた。

ミルコは防戦一方となり、自分の得意技であるハイキックを繰り出せないまま、ケビンの左フックを顔面に受けダウンしてしまった。

マウントポジションからケビンのハンマーのような連打をあび、ミルコは失神してしまったのである。

(コメント)

ミルコの波動指数は36ポイントで、ランデルマンの波動指数は32ポイントであった。

格闘技は闘争本能の強い者が勝つ。

それは波動指数をも上回る。

ミルコは油断していた。

いつでもハイキックでKOできると思っていた。

しかし元プロレスの王者であったランデルマンのパワーに押され、自分を見失ってしまったと感じた。

ミルコはアントニオ猪木流の「相手の良さを引き出し、最後は自分の得意技で仕留める」ことを実践しようとしたと思える。

しかし相手の良さを引き出した時にKOされてしまった。

それゆえチャンピオンになるまでは挑戦者として積極的に攻撃することだけに専念する必要があったと思える。

(3)エミリヤー・エンコ・ヒョードル対マーク・コールマン戦

(試合経過)

40歳の元チャンピオンであったマーク・コールマン(1964年12月20日生まれ⇒年数:2、月数:12、日数:2)がテクニックを駆使して有利に展開したが、コールマンより12歳若いヒョードルの天才的格闘技センスにより柔軟に体を反転させコールマンの腕を取り逆十字固めに決めてしまった。

ヒョードルのスピードと格闘技センスは抜群であり、小川直也にとって最大の強敵となると思われる。

(コメント)

ヒョードル(1976年9月28日生まれ⇒年数:5、月数:9、日数:1)の波動指数は14ポイントでコールマンの波動指数はパーフェクトの60ポイントであった。

普通の選手であればコールマンのテクニックに敗れるところであった。

しかしヒョードルは完全な大物である。

スピードとセンスがコールマンの攻撃を覆し、マウントポジションを奪われながらも体を反転させ、腕ひしぎ逆十字固めに決めてしまったのである。

私はヒョードルは天才であると感じた。

スピード・パワー・テクニック・センスの4拍子が完全に備わっている。

テクニックのノゲイラを破ったこともうなづける。

ヒョードルを倒せるのは小川直也しかいないと思える。

(4)アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ対横井宏考戦

(試合経過)

ノゲイラ(1976年6月2日生まれ⇒年数:5、月数:6、日数:2)は横井宏考(1978年6月8日生まれ⇒年数:7、月数:6、日数:8)に攻撃させ、相手の良いところを引き出そうとした。

そのため1ラウンドは横井宏考が攻めているように感じられた。

2ラウンドになって、ノゲイラが新技を披露した。

前方裸固めである。

これにより横井宏考はギブアップした。

(コメント)

PRIDEヘビー級暫定王者のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの波動指数は23ポイントで横井宏考の波動指数は26ポイントであった。

ノゲイラは寝技世界一といわれているテクニシャンである。

ヒョードルに負けたが、ミルコ・クロコップに勝ったことで再浮上してきた。

ヒョードルに負けたのはスピードとパワーに対処できなかったからである。

しかしノゲイラはテクニックと格闘技センスが抜群であるためテクニックを磨けばヒョードルに勝てると思える。

準決勝は6月に行われる。

4つの要素のバランスが良い者が勝つだろうと思われる。

<追加>

(1)4月13日に行われた女子レスリングの伊調千春(1981年10月6日生まれ⇒年数:1、月数:10、日数:6)と坂本真喜子(1985年11月20日生まれ⇒年数:5、月数:11、日数:2)の女子48キロ級プレーオフの結果は伊調千春が坂本真喜子を3-0の判定で下し、アテネ五輪代表権を獲得した。

伊調千春の波動指数は44ポイントで坂本真喜子の波動指数は24ポイントであり波動指数どおりとなった。

前回の対戦では、坂本真喜子のタックルをこわがり良いところを出せなかった伊調千春であったが、4月13日のプレーオフではタックルを怖がらず次々とかわした。

第1ピリオドが0-0で終わった時点で勝負はついた。

非力の坂本はクリンチが苦手で伊調の投げに敗れた。

(2)イアン・ソープが男子400メートル自由形のアテネ五輪オーストラリア代表に出場できるようになった。

男子400メートル自由形の世界記録保持者であるイアン・ソープ(1982年10月13日生まれ⇒年数:2、月数:10、日数:4)は3月27日の代表選考会でフライングをして失格となった。

しかしその日の波動指数はパーフェクトの60ポイントであった。

私はその時、イアン・ソープは必ず代表になれると確信していた。

結局2位となったクレイグ・スティーブンスが男子400メートル自由形の代表を辞退することになった為、イアン・ソープが代表出場することになった。

スティーブンスは1500メートル自由形で五輪出場権を獲得している為、それができたのである。

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