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バンクーバー五輪のメダリストの波動指数
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バンクーバー五輪で日本は5個(銀3個、銅2個)のメダルを獲得した。
| (1)女子フィギュア・スケート (SP→2010.2.23 , フリー → 2010.2.25) |
浅田真央(1990年9月25日生まれ⇒年数:1、月数:9、日数:7 波動指数:27ポイント(23日) 26ポイント(25日))はショート・プログラム(SP)2位から逆転を目指し五輪女子初めてトリプル・アクセル(3回転半ジャンプ)を2度決めて、SPを合わせて1大会3度成功させた。
総合得点でも自己最高を更新したが、3連続ジャンプの最初の3回転フリップが回転不足になり、続く3回転トーループはエッジを氷にひっかけて1回転になってしまい、ライバルのキム・ヨナ(1990年9月5日生まれ⇒年数:1、月数:9、日数:5 ⇒完全なる大物⇒26ポイント(23日) 24ポイント(25日))に大差をつけられてしまった。
浅田真央は15才で2006年トリノ五輪シーズンGPファイナルを制し世界の頂点に立ったが、国際スケート連盟の年齢制限にわずか37日足りず出場できなかった。
さらに2008年に世界選手権で優勝しGPファイナルも制したが五輪シーズンで突然の不振に陥った。
昨年10月のロシア杯ではシニア転向後自己ワーストの5位に沈み、得意の3回転半ジャンプが跳べなくなった。(私はタラソワコーチの指導不足に原因があると思っている。それ以外に考えられることは肉体の変化である。)
身長は163cmと公表されているが、166cmになっている。
不振のロシア杯のときの体重は49.5kgで出場していた為、オリンピックに出場できるかどうか危ぶむ声が出たほどであった。
しかし浅田真央は自らの力で苦境を乗り切った。1ヶ月間で1日5時間以上の猛練習を課し、ジャンプを跳び続けた。
10%ほどだった体脂肪を約7%に、体重も48kgに絞り込んだ。トリプルアクセルも本来の切れが戻った。
目標だったトリプルアクセルを2回決めたことで緊張感が出て小さなミスが出てしまったと思われる。
今後の浅田真央は4年後のソチ五輪(ロシア)で金メダルを目指すことになる。
現在4回転トーループの練習に取り組んでおり、タラソワコーチも成功に太鼓判を押しているという。
女子の4回転ジャンプは安藤美姫が2002年12月のジュニアGPファイナルでサルコーで成功させている。それ以降国際大会で決めた選手はいない。
男子でもトップ選手しかできない技である。
伊藤みどり以来、18年ぶりに五輪でトリプルアクセルを成功させた浅田真央なら4回転トーループジャンプを成功させる可能性が高い。
※高橋大輔や小塚崇彦が4回転ジャンプはトーループである。男女合わせて4回転ジャンプはトーループとサルコーしか成功していない。
プルシェンコが2001年ロシア杯で4回転ルッツに挑戦したが転倒している。
安藤美姫(1987年12月18日生まれ⇒年数:7、月数:12、日数:9 波動指数:42ポイント(23日) 36ポイント(25日))はSPで4位につけメダルを狙うはずだったが、安全策を取ったことで5位に下がってしまった。
連続3回転ジャンプを3回転+2回転に抑え苦手の3回転フリップを外すなど難易度を下げた為である。
※浅田真央の苦手なジャンプにルッツがある。左足の外側エッジに乗って右のつま先をついて跳ぶジャンプだが、浅田真央は内側エッジで踏み切ってしまう癖があり減点されることが多い為、今季の構成に入れなかった。
ルッツは連続ジャンプに使われることが多く、アクセルの次に高得点が望める技である。
浅田真央がルッツを跳べるようになれば連続3回転ジャンプを加えることが可能となりキム・ヨナに勝てると考える。
<コメント>
エフゲニー・プルシェンコは採点システムに問題があるとして次のように語っていた。
「難易度の高い技については高い加点をつけるべきだ。失敗をおそれて無難にスケートをするならアイスダンスと同じである。」
浅田真央はトリプルアクセルを2度成功させたが高い評価をもらえなかった。無難な技で表現力を豊かにしたキム・ヨナが勝った。
現状の採点システムでは難易度の高い技に挑戦する選手は出てこなくなる。やはり難易度の高い技には高い評価をすべきである。
男子フィギュアでも4回転ジャンプを回避して無難に演技したエバン・ライサチェクが優勝したが、女子フィギュアも全く同様のことが発生したと見るべきである。
| (2)男子フィギュア・スケート (SP→2010.2.16 , フリー → 2010.2.18) |
高橋大輔(1986年3月16日生まれ⇒年数:6、月数:3、日数:7 波動指数:28ポイント(16日) 26ポイント(18日))が銅メダルを獲得した。金メダルを狙い果敢に4回転ジャンプを跳び転倒したが躍動感あふれる情熱的な演技は感動を与えた。
織田信成(1987年3月25日生まれ⇒年数:7、月数:3、日数:7 波動指数:43ポイント(16日) 41ポイント(18日))は靴ひもが切れ演技を中断し7位に終わった。(織田信成は3回転フリップを跳んだ時、靴ひもが切れ演技を中断した。そのためSP4位だったが7位に下がった。)
小塚崇彦(1989年2月27日生まれ⇒年数:9、月数:2、日数:9 波動指数:22ポイント(16日) 21ポイント(18日))は4回転ジャンプを成功させたがトリプルアクセルで転倒した。しかし、持てる力を出し切り8位入賞した。
エバン・ライサチェク(1985年6月4日生まれ⇒年数:5、月数:6、日数:4 波動指数:28ポイント(16日) 34ポイント(18日))が4回転ジャンプを跳ばず、ミスのない演技でSP2位から逆転優勝を果たした。リレハンメル大会以来の4回転ジャンプを跳ばない五輪王者の誕生であった。
エフゲニー・プルシェンコ(1982年11月3日生まれ⇒年数:2、月数:11、日数:3 波動指数:21ポイント(16日) 16ポイント(18日))はジャンプがうまい半面、表現力に欠けると指摘されてきたが、4回転の比重が高くない現状の採点方式に疑問を投げかけている。
| (3)男子スピード・スケート 500m (2010.2.15) |
トリノ五輪ではメダル無しに終わった日本スピードスケートに2大会ぶりにメダルをもたらした。
長島圭一郎(1982年4月20日生まれ⇒年数:2、月数:4、日数:2 波動指数:23ポイント)は無駄のない低い姿勢でリンクを滑りコーナーの立ち上がりから伸びていく会心の滑りをみせた。
タイムは34秒876である。合計で69秒98でこの時点で首位に立った。
韓国のモ・テボンに抜かれたが最終組を残して長島は2位であった。
元世界記録保持者の加藤条治(1985年2月6日生まれ⇒年数:5、月数:2、日数:6 波動指数:21ポイント⇒ダブル転換点)は1回目より細かいミスが出た。
第1コーナーでバランスを崩したのが痛かった。コーナーリングが不発となりミスをカバーするために足を使ってしまいホームストレートに入ると大きく減速してしまった。
35秒076、合計で3位という結果だった。しかし銀メダルと銅メダルを獲得した。
| (4)スピード・スケート女子チーム パシュート (2010.2.27決勝) |
「何が起こるか分からない」という競技がチームパシュートである。W杯ランキング1位のカナダがアメリカに0.05秒差で負け、2位のロシアがラスト1周で急激なペースダウンし残り100mのコーナーで1人がバランスを崩しランキング9位のポーランドに大逆転された。
そのためランキング3位の日本は準決勝で当たるはずだったロシアが負けた為、ポーランドと対戦し0.19秒だけ抑え銅メダル以上を確定させた。
決勝はランキング4位のドイツである。ドイツは3000mと5000mの選手を揃えているのでラスト1週が速い。それに対し日本は1500mと3000mメンバーであり、先行逃げ切りの勝負しかなかった。
小平奈緒(1986年5月26日生まれ⇒年数:6、月数:5、日数:8 波動指数:28ポイント)、穂積雅子(1986年9月11日生まれ⇒年数:6、月数:9、日数:2 波動指数:39ポイント)、田畑真紀(1979年11月9日生まれ⇒年数:3、月数:11、日数:9 波動指数:20ポイント⇒トリプル転換点)の3選手はスタートから先手を取ったが少しずつタイムを詰められ、ラスト1周では1.14秒差となり最後は逆転され0.02秒差の敗戦となった。しかし堂々の銀メダルであった。
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