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北朝鮮の正体について
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落合信彦著「北朝鮮の正体」小学館文庫を読んで、どうしても事実を書かねばならない衝動にかられてしまった。
それほど北朝鮮という国がひどい国か判明したからである。
落合信彦氏(1942年1月8日⇒年数:7、月数:1、日数:8)は小泉純一郎首相と同じ誕生日である。
落合氏が講演会のとき言ったことは「首相は日の沈むときに生まれたが、私は日の昇るときに生まれた。それゆえ・・・・」である。
なぜか今でも覚えている。
以下はダイジェストである。
■北朝鮮の実態は常識をはるかに超え全くの異次元レベルにある。北朝鮮は国家としての責任を果たしていないどころか、基本的な機能さえ働かせていない。国民を殺しその生活権を奪い取ることはしても守ることなど全くしていない。
■北朝鮮の実態は「朝鮮封建主義人民虐待国」で主体思想という新興宗教に基づく絶対君主制国家である。北朝鮮では江戸時代同様に家族連帯罰が用いられる。
■北朝鮮の階級制度はインドのカースト制度よりひどい。平壌は特別な地位が与えられており中区域に住むことのできるのは特権階層(核心階層)だけである。
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核心階層・・・25% 1.金一族(王族)、党、政府、軍の高級幹部(貴族)・・・1% |
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動揺階層・・・体制から信頼されていない人々で構成・・・50% 一般労働者、農民、下級官吏、教員、運転手etc |
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敵対階層・・・25% 在日帰国者、大日本帝国時代に官吏として働いていた人々、元資本家、韓国から移った人々、元地主、宗教関係者etc |
これらの3つの階層は細かく51に分類されていて個人の努力や才能でその出身階層の壁を越えることはできない。
■北朝鮮の庶民は配給という表経済では生きていけないので自然発生的にできた巨大な裏経済(物々交換)で生活を維持している。北朝鮮経済は貨幣経済以前の状態にある。
■北朝鮮では栄養失調でも労働奉仕に出なければならずその中で最もきついのは金王朝の名のもとに駆り出される強制労働である。北朝鮮では働こうが働くまいがもらえるのは1日500〜600gのトウモロコシとわずかの副食品、それに100ウォン程度の月給だけである。北朝鮮経済は表も裏も搾取経済である。その最たるものが在日朝鮮人に対する搾取である。北朝鮮の経済を支えているのが日本の朝鮮総連だからである。
■北朝鮮は経済的に非常に逼迫した状況にあり、金正日としては経済開放に踏み切るか戦争をおこして国民の不満を外に向けさせる以外にない。
■受刑者を餓死させている国は北朝鮮だけである。弱者には徹底的に冷たいこの国の本質が表れている。
■北朝鮮は朝鮮総連に対するたかり体質を強めている。朝鮮総連も北朝鮮にいる家族が収容所に入れられている人は釈放してもらうため泣く泣く身代金として大金を払っているのである。
■北朝鮮という国家の誕生も、金日成の登場も米ソ冷戦の落とし子であった。1945年日本の敗戦と同時に米ソ両国は日本軍の武装解除を名目に朝鮮半島を南と北に分断した。南は大韓民国となりアメリカの後押しを受けた李承晩が指導者となり、北はソ連をスポンサーとする金日成が権力を握った。
ところがこの金日成は本物の金日成ではなかったのである。いわば替え玉であった。彼の本名は金聖柱(キムソンジュ)であるが、ソ連が彼を伝説的な英雄に祭り上げたのである。(本物の金日成は1937年に36才の若さで日本軍に殺されている。しかし伝説的な英雄であったため、ソ連は金聖柱大尉に目をつけ彼を金日成として祭り上げたのである。)
ソ連が作り上げた偽の英雄(金日成)が北朝鮮の元首の座に納まることになった。北朝鮮国民は建国の時からすでに騙されていたのである。
ソ連の責任は重い。その詐称で一生を貫き一国をハイジャックして王朝まで創り上げた金聖柱は希代のペテン師だったのである。
金日成となった金聖柱は粛清を断行し、少しでも自分の地位に脅威を与えるものは容赦なく消されたり収容所送りとなった。
偽金日成は独裁者の手法を用い1950年6月25日に突然韓国に奇襲攻撃を仕掛けた。3年間続いた戦争は中国軍の参加により痛み分けに終わったが、偽金日成はスケープゴートを作る事を忘れなかった。
偽金日成のライバルやかつての仲間の大部分は処刑されてしまったのである。
こうして偽金日成は偉大なる首領様の地位についたのである。
偽金日成は金正日を後継者として指名していた。
北朝鮮のような閉鎖的封建的独裁社会では地位を敬称するにふさわしい権威とカリスマを持つことが必要とされる。
その最も手っ取り早い手段は自分を神格化してしまうことである。
偽金日成は徹底的な歴史の改ざんと詐称によって抗日パルチザンのリーダーで独立の父であるというイメージの確立に成功した。
金正日は偽金日成の残虐性とサディスティックな血を、母親からは肉体的短所を受け継ぎ、それが大きなコンプレックスとなって彼の行動に表れている。
■北朝鮮憲法は形骸化していて法治国家ではない。主体思想なるものが基本理念である。主体思想とは金日成を褒め称える金日成教である。
■アメリカは北朝鮮を世界最悪の人権蹂躙国家としてあげている。人権蹂躙の極めつきは「特別統制対象」という名の監獄(収容所)の存在である。これは俗に言う政治犯強制収容所のことである。完全統制区域に入ったら死ぬまででることはできないという。
大韓航空機爆破を命じられた金賢姫(キムヒョンヒ)さんの家族はこの完全統制区域に入れられているという。
収容所の生活は地獄の中の地獄である。重労働に対して割り当てられる食料は1日トウモロコシ550gと少量の塩とどんぐり味噌だけである。当然老人や子どもや栄養失調でバタバタ倒れていく。さらに収容所では結核が蔓延していて医療設備もなく患者は死んでいくのである。
この収容所では人間性を捨てなければ生きていけないのである。
■北朝鮮は在日帰国者を信用せず敵対階層としている。在日帰国者たちの生活は一般国民より少しましだが彼らに対する風当たりは非常に強く、強盗や泥棒のターゲットにされている。また在日帰国者の多くは収容所送りになっている可能性が高い。在日帰国者は「地上の楽園」を信じて北朝鮮に帰国したのであるが、2度と日本に戻ることは許されなかった。
■金正日がしてきたことをまとめると次にようになる。
これらの背景には世界常識のかけらもないのに加えて、幼少時代の複雑な環境からくる残虐性、独善性、父へのコンプレックスなどが底流にある。
■北朝鮮・労働党調査部が行っている対日工作の一環を示す清津連絡所は日本だけをターゲットとした浸透のための連絡所で、その中には拉致専門の部門がある。工作員は350人くらいである。金正日が対日工作を重視しているため、日本人を拉致してきたら報酬を与えている。この拉致の対象になったのが李恩恵(リ・ウネ)や横田めぐみさん達であった。若い日本人をさらっていけば報奨金が貰えるからである。
■北朝鮮でも幅広い階層に反乱の目が生まれつつある。党の幹部の息子や娘でも現状に不満をもち仲間内で話し合っているという。国外にも志を同じくする人々が組織を作っている。こうした組織は金王朝を倒し、封建時代に逆戻りした北朝鮮を普通の国家に引き戻すことである。
■北朝鮮の番組は他国に比べ、いかに北朝鮮が平和であるかを強調しているものばかりである。しかし逆効果になったことがあった。
韓国でのデモの模様をテレビに流し、韓国が人権を弾圧しそれに対し学生が闘っていることを北朝鮮の国民に印象付けようとした。しかしその思惑は完全に外れたのである。彼らは
に驚いたのである。
それゆえ金王朝は開放したくてもできないのである。自分が作り上げた嘘によって自分を追いつめてしまうからである。
■北朝鮮はいずれ崩壊する。日本政府は絶対に戦争賠償金の支払いを待たなくては行けない。もし金王朝に払ったらその金で武器を買い捲り寿命が10年以上延びるからである。
■38度線の悲劇は36年間にわたる日本の植民地支配の産物であり、金王朝崩壊後において日本は朝鮮半島復興計画に取り組まなければならない。
以上が落合信彦氏のダイジェストです。
私は金日成が替え玉であったことが衝撃的でした。偽金日成によって建国された北朝鮮は国家として存在しないのではないかと思える。今後北朝鮮をどう対処すべきが国連レベルで対処することが必要である。
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